2008年9月26日金曜日

Batizado 2008

気がつけばすっかり秋の風が吹きつつある今日この頃、9月も終わってしまいます。ヨガのワークショップが終わったと思ったら今度はカポエイラのワークショップ&Batizado. 休む暇も無く9月は過ぎ去ってしまった・・。

さてさて毎年恒例のこのイベント、カポエイリスタにとっては年に一度の大行事です。はるばるブラジルからメストレを呼ぶ事もあれば、NYに居るカポエイラ界のグランドマスター Mestre Joao Grande が登場した事もありました。今年のバチザドはスウェーデン在住のMestre Di Molaとカナダ在住Mestrando IndioとLAからの特別ゲストBorrachaさん(相変わらずこかった!)を招いてのバチザドになりました。

バチザードはいわゆる昇段式で、カポエイラ新入生たちを正式にグループに迎え入れる”洗礼”儀式でもあります。新しいカポエイリスタ達はインストラクターレベルやメストレなど、ベテランカポエイリスタ達と一緒にプレイして、初めてのテイク・ダウンを受けます。こかされて初めてカポエイリスタの仲間入り♪なのでした。

カポエイリスタ特有のあだ名を命名されるのもこの儀式。歴代のメストレの名前も カメレオン、ガート(猫)、カンガルーなど生き物の名前や、ピポカ(ポップコーン)チョコラッチ(チョコレート)などの食べ物のなまえ, モーツァルトやターザンなど人(キャラクター?)の名前まで本当多種多様。

小さい人が”ガリバー”とか、大きい人が”こびと”とか見た目と反対の名前がつくこともあれば細いから”棒”だったりずっしりしてるから”ブッダ”だったり・・。ちなみにうちのグループはあえて嬉しくないニックネームをつけられるのでルアシェイア(満月)やルビィ、カスタネッタとかかわいい名前をつけてくれるグループがうらやましい~。

ビギナーの”洗礼”が終ったらそれぞれのベルトの昇段をしていきます。そう、このイベント今まで無理に誘って来てもらったアナタならご存知の通りか~な~り~長い儀式なのです。感覚的に入学式や卒業式と同じかもしれません。始めは来て欲しいけど4年目、5年目ともなると来てもらうのも申し訳なかったりして・・。

延々と観ていても飽きないわ♡ というカポエイリスタでない限り半日近く続くセレモニーの全てを見届けるのはしんどいかもしれませんがメストレやインストラクター達のカポエイラはさすがに迫力があり、目を見張るものがあります。熟練された技を抜群のタイミングでぴったりの表現で出せるのですからすごいですね~。いやぁもう美しい!人間の身体ってこんなにも自由になれるのね~!っと感心してしまいます。

今年は延々見るのも全然オッケー◎というカポエイリスタがはるばる日本から駆けつけてくれ、記念写真を納めてくれたのでした。なんてラッキー♪



去年のバチザードはミスってしまいましたが2年ぶりに昇段しました♪ いえぇ〜!

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