2009年6月28日日曜日

Visual Diary #2

Capoeira Batuque Batizado '09

今年もお友達の晴れ姿を見に、カポエイラ・バトゥーキのバチザードまで行って参りました。いやっ~またもや濃厚な3日間。音楽にマクレレに、SAMBA DE RODA!カポエイラはやっぱり熱い!


(Professor Muito Tempo フィリップさん)

おそらくこれで3回目(?)になるバトゥーキのバチザードですが、毎回パフォーマンスも盛り沢山でお祭りムード満点です。いつもながら沢山の豪華メストレ勢揃いで、メストレ達の美しいジョーゴを見ているとカポエイラの深さをつくづく感じます。鍛え抜かれた体に磨きのかかった技。熟練されたジョーゴは見てて飽きません。


(Mestre Acordeon & Mestre Amen)

いつまでもやんちゃなメストレたち。ふつ~に道を歩いてたら、カポエイラメストレとは露知らず、こんな機敏な動きをするとは思わないでしょうね~!!まったく、あなどれないんだから・・。

長らく休みカポエイリスタの私ですが、気付いたら週末のワークショップに参加しておりました。ビリンバウの音色についつい呼ばれてしまった私です。みんなのAxeが集まった会場はかなりのハイ・エナジー。久々にお友達と一緒にカポエイラ出来て超Happy♪ カポエイラで広がった友達の輪に感謝です☆

土曜のワークショップを教えてくれたのはNYからのゲストコントラ・メストレ・ジョージ・パルマーレスさんでした。カポエイラの伝統や歴史を学び続けることや、トレーニングを続けることの大切さを熱く語ってくれました。あ~耳が・・痛い。

バチザードの後はオープンホーダに参加して、夜のアフター・パーティーにまでなだれ込んでしまいました。ハウスパーティーといえども本格的で、家の中ではサンバ&Pagodeの生演奏があり、広々としたお庭でもアフロ・ブラジリアン・ドラミングのライブがあり、皆踊りまくり♪ 突然バイーアの夜に舞い込んだ感じです。

LAまで来てよかったよー♪ 南国ムードいっぱいの夜はいつまでも続いたのでした。

前日の夜がんがんに踊ったにも関わらず、翌日も朝からサンバ、アフロ・ブラジリアン・ダンス、ハウス、メストレDOUTOR の カポエイラ クラス・・。ぶっ続けでワークショップをとっちゃいました。我ながら元気だな~!

午後は TROCA DE CORDAO を見学。カンドンブレーのプリーストや、メストレ・アメンのお母様、Only the Strong の俳優さんが特別ゲストに来ていたり、メストレ・アコーディオンをはじめとした有名なメストレが全米からやって来て今年も豪華なイベントとなりました。


メストレEspirro 軽快な飛びっぷり!


東京のバトゥケーロたちも10人くらい来ていて、LAの日本人カポエイリスタとみんなでチームJapão・ダンス・パフォーマンスを披露してくれました。イェイ・イェーイ♪ べリンバウとアタバキのリズムに合わせてみんなノリノリ♪



今年もバトゥーケーロのみんなと一緒にカポエイラ!ブラジル!バイーア!の空気にどっぷりと浸からせていただきました。楽しすぎた〜!! またまたカポエイラ再熱の兆し??

テンションあがったまま、日本から来たバトゥケーロの二人を一緒に乗せて、つのる話に花咲かせながらSFまで帰ってきたのでした。

SALVE!

2009年6月12日金曜日

California Academy of Science

From sciencemuseum

念願のCalifornia Academy of Scienceに行ってきました~!

実はサンフランシスコの地区ごとにただで入場できる週末があるんです。25ドルの入場料と人ごみとでなかなか行く機会がなかったですが"タダ”の二文字に釣られて朝からぷらっとゴールデンゲートパークに向かいました。

夏休みに入ったのもあって館内はすでにこども連れの家族でいっぱい。お友達から早めにプラネタリウムの整理券をもらうようにと聞いていたので直行しました。噂通り、11時に入ったにも関わらずもうすでに2:30の整理券を渡していました。

券をもらってすっかり落ち着きモードに入り、まずは気長に目の前にある列に並んでみることにしましょう。プラネタリウムの次にひときわ目立つ建物は ボルネオ、マダガスカル、コスタリカ、アマゾン、の熱帯雨林を再現した巨大な温室でした。ジャングルに住む美しい色の鳥が飛び、色とりどりの綺麗な蝶が舞い♪♪♪ 絵に描いた様な緑の楽園です。



人差し指を差し出してじっと蝶を待っているこども達がかわいかった。初めて見る青い蝶、個性豊かな熱帯の植物たちに大喜びです♪ この建物一階から入って4階までなだらかな通路を上っていくかたちになっていて、それぞれのレベルでジャングルを観察できるというなかなか優れたつくりになっています。さすが科学博物館!こどもからお年寄りまで皆が楽しめるのも良いですね。4階までのぼりきるときれいな色の蝶が沢山飛んでいて、見てるだけで心がわくわく♪



蝶が止まってないかチェックしてからエレベーターに乗り込み、地下の水族館へと向かいます。

アマゾンに棲む不思議な魚にジ〜〜〜〜。昔も今も大して変わっていない化石の様な亀、葉っぱのかたちをしたタツノオトシゴ、逆さになったくらげたち。不思議なかたちをした仲間たちがいっぱい。



すっかりはまって時間も忘れてしまった。今度生まれ変わったら生物学者にな〜り〜た〜い! 

あっという間にプラネタリウムの時間。Imax シアターの様な超近代的なプラネタリウムはアメリカでも有数の全デジタル技術を使用しているらしく、一時間ほどあるショーはかなり見応えありました。チケットが高いのもちょっと納得できた様な。。。(←はらってないけど)CGを使った映像は館内から空に飛び上がる様になっていて乗り物に乗って空を飛んでるかの様でした。雲を抜け宇宙に出て地球を観察し、銀河系を出てさらに広大な宇宙へ。

宇宙は無限。本当考えもつかない。

何億万光年という気の遠くなるような数を聞いているとくらくらしてきて、なんだか壮大な気持ちでプラネタリウムを出たのでした。

秋の Free Day お見逃しなく☆

2009年6月9日火曜日

AMMA



はじめてAMMAに会いに行っちゃった☆

アメリカで唯一のSan Ramonのアシュラムはオークランドから車で30分ほど。カリフォルニア特有の乾いた丘を抜け田舎道をしばらく行ったところでアシュラムのサインを発見。入り口で迎えてくれたスタッフの人はとても親切でした。まわりは見事になんにもない・・。

勝手がわからないまま会場近くの駐車場まで向かっているとサリーを着た人、子供たち、ヒッピー風な人がちらほら。まるでインドです。服やハンドクラフトを売る出店も出ていて一見お祭り風。かしこまった感じがぜんぜんしなくて、むしろなんか落ち着く〜。

アシュラムの中に入ると瞑想やお祈りをしている人が沢山いて、みんなすでにAMMAに会う準備ばっちりです。インド人の人も沢山いましたが、白人の人も多く、家族連れの人が多かった。

初めてダーシャンをうけることを伝えると、前の方に座らせてもらえました。

少し時間があったので腹ごしらえにスナック売り場に向かい、チャイでほっと一息。スクリーンにはAMMAのアフリカでの貢献の映像が流れていました。New Living Expoでも連日AMMAのキッチンに通いつめた私。程よく甘いチャイは絶妙~☆ なのです。

働いてる人はみんなすごく幸せそう。自分のためにでは無く、人のために生きることを選ぶって、すごいなぁ・・。皆とても良い顔をしていました。食後の食器は水に浸け、生ごみはコンポストへ。ごみの分別も徹底されていて、つくづく感心してしまいました。

アシュラムに戻ると突然会場の空気ががらっと変わり、いよいよAMMAの登場です。

今までポスターや映像でしか見た事のなかったAmmaに初めて会う!どきどきしました。

いままでにもダーシャンを受けに行きたいとは思ったものの、どこか心の準備が出来ていなかった私ですが今回は先日のPunaさんの洗礼もあってか、Ammaの愛を受け入れる体勢ばっちり☆

舞台にあがったAmmaは沢山の子供達に囲まれてにこにこ笑顔です。チャンティングをしている間中こどもがAmmaの横に座りにきたりして、なんか自然な感じ。心地良いですこの大家族的な感じ。

チャンティングを終えて、Darshanが始まりました。”時間がかかるからご飯でも食べておいでよ。”と言われて今度は食べ放題のキッチンへ。オーガニックの食材を使って作られた心のこもったご飯は涙が出るほど美味しかったです。
テーブルにあったかごのカードをひいてみると"Sincerity".

さて、夜も更けて来てとうとうDarshanを受ける順番が近づいてきました。係のひとが化粧を拭き取り母国語を聞きました。マザーのDarshan は(人にもよるとは思いますが)約1分弱。

わくわく、どきどき。

ついに順番がまわって来て、マザーの胸にぎゅーっ!!!

もにょもにょっと何語ともつかないお祈りが囁かれました。
息苦しいほど抱きしめられ、「うん。そうだね。」って何度も何度も感動した。

わたしたちはみんなひとつ。

そこには差別や偏見やJudgementの全くない、全てを受け入れ癒す母の姿がありました。なつかしい安らぎの瞬間に返っていったのです。

愛と平和のために休みなくダーシャンを与え続けるAmma。その愛溢れる姿に深い感動を受けました。

小さなことからでも良い、日々関わり合うひとと瞳を交わす間だけでも愛を贈ろうと心から思いました。

AMMAの愛を皆様のもとへも送ります。

Om Shanti Shanti Shanti.

2009年6月7日日曜日

Fados



アルゼンチン人の同僚のおすすめで、Carlos Saura 監督の映画「Fados」を観に行ってきました。

ポルトガルで生まれた音楽FADO (wiki)はどこかノスタルジックで切ない音楽。フラメンコ音楽の様な演歌のような、、、。とにかくソウルフルなのですね。歌の内容も女心を歌ったものや、男女関係の修羅場チックなものまで歌にしてしまう。熱いです。ラテンです。演歌です。

ファドは後にCape Verde やブラジルなどポルトガル領だったところにも浸透していきます。タンゴやフラメンコを交えたミュージカル風な映画で、ブラジル音楽界で有名なChico Buarque や Caetano Veloso も参加していました。音楽を”言葉”で語るではなく、”踊り”で語る。そんな映画でした。

この映画に出演しているFadoシンガーのMarizaは最近サンフランシスコに来てたみたいですがうっかり見逃してしまった・・。

いつかライブのFado聞いてみたいです。

2009年6月6日土曜日

ALOHA!

ハワイに代々受け継がれているHULAを継承しているKUMU HULA(フラの伝道師)のPuna Dawsonさんのフラのセレモニーに行って来ました。

サンフランシスコの北部、Muir Woods Overlookに向けて朝5時出発。

こんな朝早くにも、好きなことのためなら起きれるんだから不思議。4時台に起きたのは去年カウアイ島のナパリコーストツアーに出かけて以来です。土曜の朝5時台。いつもなら寝ているこの時間にゴールデンゲートブリッジを渡っているのが夢の中の出来事の様でした。

お友達のGPSのおかげで迷わず着いたOverlook。SFからわずか30分ちょっとなのに、ここまで来るとすっかり空気が違う。岩壁に建ったoverlookで迎えてくれたのは立派な角の牡鹿。


(by Kazumi)

朝靄の静けさの中、こちらをじっとみつめている彼はとても神秘的でした。

この展望台の美しさに感動しつつ、周りを見渡し聞き耳をたててみたのですが、人の気配は無く・・。だんだん不安になって来て、雲行きも怪しいし、突然予定変更だったりして〜。なんて言ってるところに、向かってた所と反対側に人の声が・・。ほっ。

そういえば、朝日は海側ではなく内陸側から昇るんだった。

早速セレモニーの準備が始まり、プナさんが朝日に向かってチャントを始めました。一緒に拍子をとりながらチャントしていると、曇り空の中から温かな太陽の光がすぅーーーーーっと現れたのです。



ありがとう♪ ありがとう♪ 太陽の恵みにありがとう♪ いつもいつもありがとう♪

こんな風に朝日を拝んだのは初めてかもしれない。太陽の恵みを全身に浴びつつすっかりハートチャクラ全開。

この時この場所でこの瞬間を共に祝福出来ることに本当に感謝しました☆

その後alohaスピリットにつつまれながら、いろいろな楽器の使い方を教えてもらいました。ビリンバウにも使われるお馴染みのひょうたんは'uli 'uliや ipu Heke など拍子を取る楽器に使われます。竹を裂いた楽器 Pu'ili (ちなみにここれは We are all different yet together を意味するらしい) や、 マクレレの棒の様なKala'au, そして4っつの石をカスタネットの様に使って音頭をとる'ili'ili。それぞれに意味があって面白い。みんなで音楽を奏でることで、呼吸がひとつになる。カポエイラと一緒だ〜〜〜!!!

楽器を弾きながら音楽にのっていると、自然と体が円を描く様に動きます。

MELEの後でカウアイ在住のミノリさんがhulaを披露してくれました。古くから、ハワイの人々はHULAを通して自然とコネクトしてきたのでしょうね。

新鮮なお水や空気、そして大地の実り。自然の恵みに捧げる祈り。Puna さんのチャンティングが心に響きました.

Mother Earth に感謝しながら儀式を終えたのでした。

MAHALO


HEATH

From art-sy


サウサリートにあるお洒落な陶器屋さんHEATHに連れて行ってもらいました。1940年代にオープンした歴史のある陶器屋さんらしく、デザインもシンプルで洗練されています。

工房の横に設置されたファクトリーストアーには食器や、花瓶などの陶器が並んでいて正規のお値段の20−30%引き。結婚式のギフトとか、ちょっとスペシャルなギフトにすると喜ばれそうです。

From art-sy


ここの陶器は SF MOMAのBlue Bottle Coffeeでも使われているらしく、見覚えのあるカップがありました。素敵なカップで飲むコーヒーは一段と美味しく感じられます☆

From art-sy


かわいいな。でも今はちょっと手が出ないかな・・。
いつか、きっと・・。

CSA:Community Supported Garden

From communitygarden


同僚がサンフランシスコでもとびっきり素敵なコミュニティーサポーテッドガーデン(CSA)を教えてくれました。フォートメイソンにひっそりとあるこのガーデン、公園ともまたひと味違った和みの空間になっています。

From communitygarden


サンフランシスコにはこういう風に沢山の人が共同で野菜や植物を育てているコミュニティー・ガーデンがいくつもあります。市内に住む大半の人々がロットを借りて野菜や植物を育てられる様になっています。フォートメイソンのこのガーデンはかなり人気が高いらしく、私の同僚も何年も待って忘れたころに順番がまわって来たそう。。

From communitygarden


場所はフォートメイソンのユースホステルのすぐ近く。綺麗なお花が沢山育っていました。

From communitygarden


From communitygarden


新しいアイデアをbrainstormingするのにこれほど最適な場所はありません。お友達と私は街の中にあるこの素敵なオアシスで第一回目青空会談を開催したのでした。

2009年6月5日金曜日

Opera at the Ball Park

お友達からボールパークで野外オペラの中継をやるらしいよ〜との耳寄り情報をGET。オペラとも野球とも無縁な私ですが、「タダ」という二文字にすっかりつられて行ってしまいました。夜のボールパークには既に沢山の人の姿が・・。

From visualdiary


サンフランシスコにしては珍しく暖かい夜で、空には美しい満月がぽっかりと浮かんでいます。座席後ろではブラジル人グループがポルトガル語で話していて、前ではチャイニーズの家族がお弁当を広げています。なんかいいねー!夏っぽくて。お友達持参のお寿司やおにぎりをつまみながら球場の雰囲気を満喫。この人種のごった混ぜ感がサンフランシスコっぽいです。。

From visualdiary
From visualdiary


スクリーンに上映されるのはサンフランシスコオペラで公開されているプッチーニのToscaのSimulcast. いや〜! ドラマティック!の一言につきます。あのハイオクターブな声にカモメもびっくりしたのか、Tosca の見せ場ではスクリーンの後ろからカモメの大群がはたはたと飛び散ってますますドラマチックな演出になっておりました。すごいですね〜!野外で聴くオペラ、なかなか素敵な体験でした♪

いよいよアウトドアーなイベントが楽しい夏がやってきました。