2010年3月28日日曜日

danaさんの初CD

Danca da guerreira でミュージックのクラスを教えてくれたカポエイラバツーキのプロフェッソーラ Minha Velha ことダナ・ママンさん。今回はお昼ご飯を食べてる間にすっかりダナのクラスをミスしてしまって超残念でした!

ダナのクラスはLAで何度か受けさせてもらいましたが、力強い歌声と抜群の音感、そして教え方の上手さにいつも感心します。ダナの声は本当ソウルフルなのです。

今月はウーマンズイベントの為に2度もベイエリアにやって来てくれたダナ。彼女は一人でブラジルに行き、女性とドラミング、そしてカンドンブレーについての研究を続けています。彼女の初めてのCDをウェブサイトからドーネーションベースで配布しています。この寄付は彼女のブラジルへの旅、そして音楽作成に関わったカポエイラコミュニティーへと還元される様になっています。カポエイラもドラミングもまだまだ女性は少数派。ダナさんの様にカポエイリスタでプロフェショナル・ドラマーでもある女性は貴重な存在です。

わたしもまだ音楽をダウンロードしたばかりで本人に直接会ったときにお金を渡そうと思うのですがもし彼女の歌声や音楽を聞いて心を動かされた方がいたら是非paypalにてドーネーションお願いします。

A Dança da Guerreira

女子カポエイリスタのためのイベント第2弾、カポエイラ・マンジンガのA Dança da Guerreiraに行ってきました〜。

マンジンガのメストラ・ソヒーソさんとメストラ・ラゴスタさん、コーダ・ジ・オウロのコントラ・メストラMarisaさんとPaulinhaさん、 FICAのアンドレアさんなどなど豪華な女性カポエイリスタ勢揃いでした。

土曜も日曜もアフロブラジリアン・ダンスから始まってムーブメントのクラスや音楽のクラスと盛り沢山な内容で夜にはカポエイラ&ダンスのショーもありました。前回のFICAの時と同様に先生はみんな女性。男性もちらほらと見かけましたがワークショップの参加者はほとんどが女性。女性による女性のためのイベント、といった感じ。Tania Santiagoさんのアフロブラジリアンのクラスも楽しかった〜!息子さんのパーカッション付きでした。

今でこそ世界中で女性カポエイリスタの数は増えるばかりですが本国ブラジルでも女性カポエイリスタはまだまだ小数派。北米で初めての女性メストラとなったMestra Suelleyを筆頭に、プロフェッソーラやインストラクトーラの数は着実に増えてきています。女性の立場からして女性インストラクター達の華やかな動きを見るとなにやら晴れ晴れとした気分になりました。カポエイラが象徴する”解放”という言葉をそのまんま体現した感じ。これからもどんどん女性カポエイリスタ達が賑わいを見せていってくれることでしょう♪

女性カポエイリスタ達のしなやかで、かつ力強くダイナミックな動きはかっこよかった!



アンゴレーロな動き→

2010年3月22日月曜日

Feminine Buddha - featuring the work of Mayumi Oda

新緑の美しいなだらかな丘を抜けて、ボデガ・ベイまで長距離ドライブをしてきました。好きな音楽を聴きながら、駆け抜ける田舎道は春うららかで気持ちよいこと。

Bodega bay で待ち受けるのはあこがれのアーチスト、Oda Mayumiさんの展覧会です。お友達のお家に飾ってあったまゆみさんのGoddess painting を一目みてすっかりファンになってしまいました。

まゆみさんのモチーフにする女神さまたちは自然の中に宿っていて、実り多き大地の恵みを感じさせます。美しく勇ましく優しく大らかな女神さまたち。いいですねぇ。

今回のFeminine Buddha Exhibitは4/18日まで開催されているようです。お近くのみなさま、お見逃し無く!今の季節はとくにボデガ・ベイまでのドライブも気持ちが良いです。

ギャラリーまでの道のりなど詳しくはRen Brown Collectionのサイトで。。

いつしかハワイ島のGinger Hill Farmにも行ける日が来ますよう!

iPhoneで撮らせてもらった"Green Mother". 
From odamayumisan

Wild Flour Bakery

ノース・マリン・ドライブを楽しみながらちょうどお昼の時間にWild Flour Bakeryに立ち寄りました。Firestoneにあるこの地元のパン屋さんは釜焼きのパンが超美味しい昔ながらのベーカリーです。この近辺に来ると必ず訪れ、焼きたてのパンと一緒に名物のカルダモン・ラッテを頼みます。もちっとしたパンが最高に美味しいのです♪

去年訪れたときはこんな素朴な感じでしたが

From wildflourbakery


今回、店構えも変えて内装もきれいになってました。

From wildflourbakery


鳥のペインティングがボデガベイ風でかわいかった。
From wildflourbakery


From wildflourbakery

2010年3月20日土曜日

African Continuum: Sacred Ceremonies and Rituals

写真家のお友達、マイケルのお誘いでMuseum of the African Diasporaで開催されているAfrican Continuum: Sacred Ceremonies and Ritualsのオープニングに行ってきました。

マイケルがキューバに写真を撮りに行っている時にこの展覧会のアーチストBryan Wileyさんにたまたま会ったそうです。

ブラジル、キューバ、ハイチなどで撮った写真はカンドンブレー、サンテリア、ヨルーバなどなど、アフリカをルーツに持つ土着信仰を追った興味深い内容でした。

それにしてもすっかり時間を間違えて閉館間際に訪れたわたしたち。濃厚な写真が沢山あったのですが、時間に追われ残念ながらするっと通りすぎただけになりました。また戻らなくては・・。

アフリカン・ビーズの壁絵もおもしろかったし、お店もおもしろそうだった。

この美術館に行くのは初めてでしたが、カポエイラやダンスやら以外でもこうしたちゃんとした施設でアフリカン・ルーツのお勉強ができるのでしたね。忘れていました。。

2010年3月18日木曜日

誕生☆

その日は朝からなんだかそわそわしていた。

出産に付き添うという稀に見る機会に一大ロマンを感じていたものの、いざというと何をして良いものか、まったくわからないまま気持ちだけがわさわさしていた。

昨晩から入院した友。多分昼すぎには産まれるだろうから午前中には来ておいてね。との忠告もあって、朝の9時からYOGA TREEにてマッサージ・オイルを買いに走る。

音楽、ココナッツジュース、産後のスナック。手あたり次第かきあつめたケア・パッケージを持って病院のお部屋に駆けつけた。

聞いてたとおり、お部屋は広々としていて赤ちゃんを入れるトレイが部屋のかたすみに用意されていた。今日中にあかちゃんが出て来るの?本当に?延々に妊婦のままでも困るだろうけど、あのおなかからどうやってあのトレイに辿りつくのだろうか?目の前にせまる予想のつかない現実に少しどきどきした。

病院の無機質な空間を埋めるべく、早速ALOHAな音楽をかけ、アーユルヴェーダ・オイル・マッサージなどをはじめ、着々とリラグゼーション・ルーム化をはかる。DOULA(助産婦?)として、出来るかぎりのお手伝いをしなくては。

外は晴天。そして聖パトリックの日。

予定日よりも2週間もはやくやって来た出産に、息つくひまもなく病院にやって来たというふたり。先日ベビーシャワーをしたばかりのところだったので、入院知らせを聞いてびっくりしてしまった。あわてて来たといえども、普段通り落ち着いた二人の様子を見てひとまず安心。

あとはあかちゃんが出てきてくれるのを待つのみとなり、いつものごとくたわいもない話をしながら時間がすぎた。刻一刻と痛みが増してくる友のおなかに霊気をおくり続ける。午後になっても進展はなく、夕方の6時ごろになってドクターからおそらくあと4、5時間はかかりそうとの通知があったのでしばらく休憩に出た。昼なのか夜なのか全く時間の感覚がないままに、不思議な一日を過ごしていた。なによりお産の最中に外に出ている事自体があまりに不思議すぎ。

病院に戻ると、そろそろ電池が切れかかっている友が横たわっている。昨晩からなにも食べていないうえに痛みに耐えること丸一日。この状態でこれから子を産もうというのだから本当母は強い。母はみんなこんな大変な思いをして子どもを産むんだね。お腹の中に宿ったいのちがようやく私たちの住む世界に出てくる時がもう間近。

そこからどれくらいしただろうか。午前12時を過ぎ、日にちもかわったところで準備ができたようだ。看護婦さんのGOサインとともに先生たちが駆けつけた。そこからはまた時間がワープして、長かったような短かったような。

なにがどうなってるかよくわからないまま、友のとなりで、ただひたすらに元気に産まれてきてね〜!がんばってでてきてね〜!と心で唱え続けたあかつきに、、、立派な泣き声のあかちゃんがホギャ〜!天使の様なあかちゃんが産まれてきました!

テレビでしか見たことなかったけど本当に実際に誕生を目にすると嬉しさと安心と興奮と色んな感情がごったになって思い出しただけでも胸が詰まる思いです。新たないのちの誕生に立ち会えたことは今まで生きてきた中で一番衝撃的で貴重な経験となりました。かけがえの無い経験をさせてくれたお友達夫婦にありがとう♪ そしてなによりおめでとう♪

はじめて抱かせてもらったルゥくん。生まれたてほやほやのベイビーは全てがミニチュアでこの世のものとは思えないほど繊細であたたかかった。産まれてすぐからつぶらな瞳でまわりをきょろきょろ見わたすルゥくん。外の世界にびっくりという感じ。

Welcome to our world.

そしてこれからもよろしくね☆

2010年3月13日土曜日

9th Annual Capoeira Angola Women's Conference

From capoeira


3月8日のインターナショナル・ウーマンズ・デーを記念して、3月はあちらこちらでwomen's カポエイラ・イベントがありまして。。

先月からゆる〜くトレーニングに復帰しはじめたのもこのFICAのイベントに参加したいがためだったのですね〜。今週末このイベントのためにLAから駆けつけたカポ友と一緒に週末アンゴレーロ♪

朝9時からのムーブメントのクラスにむけて朝は早起き。オークランドにあるFICAのアカデミーアは歴代のメストレたちの写真やオリシャーのペインティングが飾られていて、神聖な空間です。このTシャツで良かったかしら?とアンゴラ・スクールに来るといつも少し緊張気味ですが、入り口で迎えてくれたカポエイリスタたちのにこにこ笑顔にいっきに緊張ほぐれました。会場に入るとLAから駆けつけた Batuquero たちもいて、さぁ楽しくなってきた〜!まっ先にウェルカーム!ってハグをくれたドレッドのおっちゃんが実はメストレ・コブラ・マンサさんでした。なんて気さくでお茶目なメストレ☆

ひととおり挨拶やらストレッチやらを終え一息ついたところで音楽のクラスの始まり始まり〜♪ パンデーロ、ベリンバウ、アタバキ、アゴゴー、チームに分かれてひとつの巨大な円を作りました。指揮をとるのはコントラ・メストレAlicione。リズム感ばっちり、ノリノリでサンバを教えてくれました。特大バテリアで奏でるサンバ・ジ・ホーダのリズムは迫力でしたよ〜! 

音楽のクラスの次はムーブメントのクラス。アンドレア先生が登場し、はじまりました、アンゴラ・ジンガ。アンゴラの動きは独特なので、とりあえず音楽に合わせてなりきってしまうことにしましょう♪ ベラーマーヨヨー、ベラマーヤヤー、歌いながらよれよれ、と。リズムに合わせてふらふら、と。

音楽と一体になって感じるままに動く、この自由さが気もちいい〜!お昼休憩をとって午後からのクラスは三番目の先生、コントラメストレ・クリスさんのクラス。ブラジル人の若い女性の先生で、ぴしっときびしく指導してくれました。

熟練生徒たちとふたグループに分かれたにも関わらずフロアは生徒でいっぱいでぶつからない様にスペースをぬっての練習となりました。Women's といえども男性もちらほら。メストレ Cobra Mansa さんは始終後ろの方で(メールチェックしたりしながら)見守ってる感じでした。 

少し休憩してから夜の部に・・。去年から注目してた RYTHMIC UPRISING というドキュメンタリービデオの試写会がありました。この映画、音楽やカポエイラを通して地域を活性化させていくバイーアの草の根ムーブメントを追うドキュメンタリーなのですが、途中でコントラメストレ・クリスさんがインタビューにでてきました!

クリス先生はこのドキュメンタリー登場するカポエイラ・グループACANNEのメストレRenêの娘さんだったのです。カポエイラとともに育ってきた彼女の語る言葉は熱かったです。休憩中、ブラジルにカポエイラ旅行をしにいったお友達が訪れたグループの中で一番良い体験をしたのがACANNEだったという話をしてたところ。

このドキュメンタリー、日本語訳も出てるのでぜひぜひ観てくださ〜い。カポエイラ、サンバ、のルーツに触れる貴重な体験となることでしょう。詳しくはサイトで・・。

二日目の朝のクラスは3人の先生が30分ずつ教えてくれて、超ハイ・エナジーなクラスとなりました。音楽と動きに陶酔し、ゴスペルな日曜の朝となりました。

AXÉ

今回の映像ではないですが・・アンゴラの動きをごらんあれ〜!

2010年3月10日水曜日

NETI

ぐずついたお天気の多い2月が終わって春めいて来たところでやってきましたアレルギーのシーズン!抵抗力が下がっているせいか今年はいつになくはやく、ぐずぐず・ずるずると鼻炎症状に悩まされています。

少しでも鼻炎が軽くなれば・・と最近使いはじめたネティ。これが結構はまるんです。

NETIはアーユルヴェーダで使うサイナス・クレンズの方法だそうで、ティーポットの様なかたちのポットに塩水を入れ片方の鼻から水を入れもう片方の鼻から水を出して通りを良くするそうです。

もともと鼻に入れる吹き込むスプレーなどがきらいなわたしは鼻に水を入れるなんて、、、無理!と思っていたもののあまりに症状がひどくなったためとうとう手を出さずにはいられなくなってしまったのでした。

ともすると溺れたときと同じむせ返し状態になってしまうのでは?!?とあらぬ場面ばかりが頭に浮かぶのをかき消しながら、「口から息を吸って〜、口から息を吐いて〜」と心で唱えながらやってみるとあらら意外に簡単♪

鼻から入った水はなんのことはなくもう片方の鼻からぴゅーっと出て行ってくれたのでした。

見た感じ少々こわいものがあるのですが、いったんこれをやり始めるとなかなかすっきりするものでうがいの様な感覚になってきました。これで、これからの花粉のシーズンはばっちり?!?

ヨガスタジオでもきれいなネティポットをみかけましたが、プラスチック製のネティポットはウォルグリーンでも売ってます。ソリューション(塩水)はなみだと同じような液体になるようにするそうです。(詳しくは他のサイトで。。)