2008年10月26日日曜日

10月のシャスタ



紅葉シーズンまっただ中のシャスタからただいま〜!秋のシャスタは紅葉がとっても綺麗。赤、黄、茶、緑のグラデーションの中にシャスタ山がずど〜ん!



シャスタクラブのリビングルームから見るシャスタ山はいつもながら迫力です。しかも今回の私たちのお部屋はお山向き。シャスタ山と星空をみながら眠り、目が覚めると彩り豊かなお山がすぐそこにあるというなんとも素敵な2日間でした。

シャスタクラブでの朝はごはんの美味しいにおいから始まります。そしてぼぉおおおお〜っとお山を眺めながら極上の朝ご飯タイム。




PANTHER MEADOWS

今回が初めてのシャスタというお友達をつれてまずはパンサーメドウズまで。6月に来たときにはお花がいーっぱいでハチがぶんぶん飛んでたのに今ではすっかり落ち着いて、冬にそなえてる感じです。



シャスタクラブで教えてもらった新スポットにはたどりつけず・・でしたが。ま、いっか。パンサーメドウズの下の方を散策しつつ、ピクニックテーブルでお昼にしました。

MOSSBRAE FALLS
腹ごしらえをした後でモスブレーの滝に向かいました。滝までは、線路を辿って30分ほど。秋景色の中お友達といろんな話をしながら歩きます。



列車が通る時は脇によけるそうですが運良く3回目の今回もまだ列車には出くわしていません。列車の音がするとちょっとどきどきしてしまいます。通るときは気をつけましょう。

さて滝にたどりつくまではなんの標識もないのですが、橋がでてくる手前あたりで耳を澄ましてみます。すると間違いなく滝の音が♪聞こえてきます。なーんにも書いてないから発見した時の嬉しさもひときわ。秘密の隠れ処的スポットです。



ここはなんとも幻想的な場所。やっぱり水があると落ち着く〜。女性的な優しいエネルギーを感じます。



清らかな水がとめどなく緑の壁を流れ落ちていく様子は本当ファンタジーの世界。きらきら輝く沢にはきっと沢山の妖精が住んでいることでしょう。

マイナスイオンがいっぱいだね〜!!友達も大喜び。ここは少し歩くだけに人も少なくて、抜群の瞑想スポット。大きな石の上で滝の音を聞ききながらずっと佇んでいたい..気持ちもやまやまでしたがそろそろ次なるスポットへ向かう時間。

STEWART MINERAL SPRINGS
シャスタにはネイティブアメリカンの人達が癒しにつかっていた温泉があります。そこで行われるスウェット・ロッジ(sweat lodge:ネイティブアメリカンの浄化の儀式)に友達も誘って参加しようと思って行ったら時間が一時に変わっていました。ショック〜!

お風呂の方はもう閉まるから”サウナだけなら5ドルでいいよ。”と言うおじさんにつられて中に入ったら、”せっかく来たのだからちょっとでも入ったら良いわ。”と天使の一声をかけてくださるお姉さんがいて、結局お風呂にも入れてしまった!ラッキー☆

ここの温泉は日本とはまた違ったスタイルでそれぞれ個室にタブがあってお湯と水を自分で調整して埋める式。起き上がる時にぬめりで滑らないようにロープがぶらさがっていたりしてちょっと面白いつくりです。お湯はかなりぬめっとしていて刺激が強いらしくその分(?)すごい解毒作用があって長時間つかってはいけないらしいです。お風呂の合間にサウナに入ったり、外のクリークに飛び込んだり(!)して休憩を入れながら入ります。気持ちよかった〜♪

CASTLE LAKE
シャスタでの私のお気に入りスポットはキャッスルレイク。ここに来ると本当すがすがしい気持ちで帰れるのです。心が洗われる感じとでも言いましょうか。冬の間は凍ってしまう湖も、すっかり冬支度をしている感じでした。



帰り道
ヘッドウォーターで水を汲み、クリスタルの浄化をしているところにどこからともなく長い髪のおじさんが現れて、”お水はプラスチック容器ではなく瓶を使った方が良いよ。”と教えてくれました。うわさには聞いていましたが、やっぱり。おじさんはグローバルエコロジストでフロリダから訪れているそう。ここに来るたびに色んな人に遭遇します。今回はカウアイ在住の女性にも遭遇。

VIVIFY
でお味噌を分けて頂き、テンペバーガーをTO GOにしてSFへの帰路につきました。シャスタの仲間たちのお家巡りをしたり、短い間にもいろんな所に行けたよ〜。一人で行くシャスタも良いですが、お友達同士で和気藹々と過ごすシャスタも良いですね~♪

先週体調を崩していましたがシャスターパワーをもらってすっかり元気になって帰ってきました。皆様のもとへもシャスタ山からのエネルギーが伝わりますよう♪

2008年10月18日土曜日

PARTY IN MONTE RIO

アンちゃんのいとこのお友達の家で寝袋・テント持参の泊り込みパーティーがありました。セバストポールも越えてRussian River付近の小さな町Monte Rioに着いたのは夜の9時すき。辺り一面真っ暗です。木に貼り付けられたパーティーサインをたよりにしながらようやくお目当てのおうちに辿りつきました。

おうちはすっかり森の中。外に暖炉があり、露天風呂までありました!家のデッキにテントが並んでいて、ちゃんとDJブースもある!アメリカ人(フランス人?)はハウスパーティーが本当に上手。踊ったり知らない人と話したり。。そういえばアンちゃんが居た時は良くパーティーに呼んでもらったんだけど最近行かなくなったなぁ。久しぶりに飲めや踊れやのどんちゃん騒ぎで寝袋に収まったのが朝の5時♪

翌日は森林に囲まれたおうちで目を覚まし、可愛いキッチンで朝食のお手伝い。外付けのシャワーを発見したり、暗くて見えなかったアートワークを沢山発見し、夜とはまた違ったおうちが楽しめました。こういう生活もあるんだわ。森の中での生活に触れた一日でした。

 

日本から取り寄せた露天風呂と天気の良い日はベッドルームの窓から飛び出て外付けのシャワーを浴びるんだって!
 

帰りはOccidendtalという町で一息、Firestoneの釜焼きパン屋さんによって、 Bodega Bayまで。Bodega Bay はヒッチコックの映画「バード」の舞台になったところですが薄暗く曇っていて不気味でした。

 

Mestre Acordeon Day

メストリ・アコージオンのカポエイラパーティーに行って来ました。

UCAのバチザードには行けませんでしたが、メストリ・アコーディオンがアメリカ(カリフォルニア)でカポエイラを教えて来た30周年を記念したアウトドア・パーティーにちらっとだけ顔を出してきました。

今回はカポエイラ・バツーキのお友達が沢山来ていました。

そのときの写真をちらっと・・。

メストリ・アメンとメストリ・アコーディオンの感動的な舞台挨拶。



そこら中白い服のカポエリスタがいっぱい。


お父さんginga!




動画もちらっと。


Mestre Acordeon Day from supernova99 on Vimeo.

こんなにいっぱい人が集まるメストリ・アコーディオン。皆に愛されていますね~♪

2008年10月15日水曜日

GLIDE MEMORIAL CHURCH

ずっと話に聞いていた伝説のゴスペルチャーチGLIDEに行ってきました!テンダーロインの人ごみを抜け、ちょうどミサが始まる頃に会場に入ると2階のバルコニー席までびっしり満員。ステージの上ではもうすでにコーラスグループが Lord♪ Jesus ♪ などと気持ち良さそうに歌っていて会場はすっかり熱気むんむん。

正装をした黒人の女性、タイダイTシャツで踊りまくってる白人のおじさん、高校生のグループ・・色んな人がいました。家の前にもゴスペル・チャーチはあるけれど、よそ者が入って行ける雰囲気では無く今までは外から聞いてるだけでしたが GLIDEは誰でもウェルカム♪という気軽な空間でした。

70年代にサンフランシスコではじめられたGLIDE教会。外にはホームレスやドラッグなどの問題を抱えた近隣の人たちがミールプログラムのために列を作って待っていました。テンダーロインに来るとアメリカの影の部分が見えるよね。。とアンちゃん。

階段をエンドレスに登って行く事約10分。
噂に聞いていた空中庭園に辿り着いたらちょうど壁画をペイントするvolunteer dayで、ペンキ片手に壁画を塗っている人たちがちらほら。



ここの空中庭園では土を使わない新たな農法を使ってミールプログラムに使われる野菜を作ってるんですって。新しいScience Museum にも空中庭園あるし、最近空中庭園の話をちょくちょく聞く様になりました。



以前友達がアパートの屋根をガーデンにしてたけど家の屋根にガーデン始めたら大家さん怒るかなぁ・・・

2008年10月14日火曜日

I Love U

SAN FRANCISCO!



9月にもはるばる日本からお友達が来ておりましたが10月もまたまた友達来日中。9月10月とお天気が続くサンフランシスコ、来客シーズンです。

2年ぶりにサンフランシスコに戻って来たアンちゃん、I missed San Francisco! と言ってなつかしんでいるご様子。私まですっかり旅行者気分で一緒にサンフランシスコの街を堪能させてもらっております。以下旅の珍道中をご報告〜。

まずは夜のミッションに繰り出して、Bissap Baobabでセネガル料理を食べながらフランスの話、アフリカのお話を色々と聞かせてもらいました。お別れ会をしたのもここでしたがついこの間の様な不思議な気分。ジンジャーがたっぷり入ったタマリンドのお酒で再会を祝いました。おかえり〜!

アンちゃんは「国境なき医師団」が行ってる医療検査の監視員の様なことをしてるらしくアフリカの色々な国に行ってコレラの医療検査や調査などをしてるらしいです。(←実は良くわかってない・・)

ニジェール、カメルーン、南アフリカ、ウガンダ、ザンジバー、色んな国での写真をみせてくれました。小さなアンちゃんが大きなジープに乗って沢山のお医者さんのスーパーバイザーをやっているのですから本当すごい!子供達の中にまじって天使の笑顔です。

アフリカ私も行ってみたいなぁ・・。

翌日友達のサンバの先生の友達(つまりは知らない人だったのですが・・)の結婚式兼ポットラックパーティーがゴールデンゲートパークであるからおいでー!と呼ばれて、ブラジルの音楽とかダンスとかがあるし、良くわかんないけど取りあえず行ってみよう♪という軽いノリでGGPに着いたらセレモニーが始まるところ。

あれ?レセプションと勘違いしてたけど本格的な結婚式のセレモニーだったのね~!ちなみに新郎新婦(?)共々白いスーツに赤いタイをしたゲイカップル。スピーチを取りしきってるのはLAが誇るサンバの女王ANA。頭に布を巻いて、カンドンブレープリーステスの様な出で立ちでした。観客の中には等身大のOBAMAさんの姿もありました♪



新郎は自称ブラジルNUTSで毎年2回、ゴールデンゲートパークでブラジル好きを集めたパーティーを開催してるらしく自前の公衆トイレまで用意されていました。まぶしいくらいのお日様のもと、みんなが吹くシャボン玉がそこら中にふわふわ舞っていて、それはそれはBEAUTIFULな光景でした。

ボサノヴァの歌を捧げる人もいればオリシャー・ダンスもあって本格的。

oxum from supernova99 on Vimeo.

良くわからないまま出席し、そしてどさくさに紛れてご飯までいただいちゃったけど、ごめんなさい次がつかえておりますので・・。

・・と退散してフリートを観にCRISSY FIELDまで行ってきました。バラバラベリベリ轟くあの音に毎年心臓がばくばくする私。今まで観にいった事なかったのですがとうとう見る機会がやって来ました。

感想は・・うーん・・。ゴールデンゲートブリッジの下をくぐり抜けたり、4機もの飛行機が一緒に空中を舞う飛行ショーはすごい。重力に逆らってくるくるまわってるのを見て”乗ってみたい”とは思うんだけどやっぱりあの爆音はヤダな~。

CRISSY FIELD は最高のお散歩コース。”環境”をテーマにした色んな地球のアートワークが展示されていました。


そのままSF名所のロンバードの坂を降りる途中でマッケイン支持者のポスターを発見したりしながら、ノースビーチへ向かいます。



CAFE TRIESTEでほっと一息つきながらアンちゃんとアンちゃんの従姉のリュックとNYの話、自然について、美について、人生について、語っておりました。サンフランシスコに来て間もないころ、何度となくこのカフェに来て手紙を書いたことでしょう。詩人、物書き、ミュージシャン、アーチスト、壁一面に飾ってある写真の人たちにとってもこのカフェは想い出の場所なのでしょう。過去と現在が錯誤してくらくらしているところに、ジュークボックスからオペラが流れ出しました♪

to be continued..

2008年10月10日金曜日

Happy-Go-Lucky

日がだんだん短くなってきて肌寒い空気にすっかり秋を感じる今日このごろ。夏はすっかり過ぎ去ってしまいましたね~。夏中エネルギーを発散してしまったらしくこのところゆっくり充電中です。

さてさて秋といったら芸術の秋!読書の秋!そして映画の秋!ということで初めて MILL VALLEY FILM FESTIVAL に行って参りました。

ゴールデンゲートブリッジを渡った夜のミルバレーはすっかり”秋”。秋風に枯葉が舞う中、そこここにハロウィン用のJack O Lanternが現れ始めました。

まずはSMALL SHED というフラットブレッドのお店で腹ごしらえをしてからMike Leigh 監督の映画「Happy-Go-Lucky」を観に行ってきました。



いかにもハッピーな名前についついつられて行ってしまったのが大正解!
こてこてのブリティッシュ・イングリッシュ&ユーモアに笑いが止まりませんでした。

ノンストップのボケつっこみが関西人のハートをくすぐる、最高にハッピー♪な映画でした。

暗いニュースが漂う昨今ですが明るく行こう~!と元気をくれるこういう映画は貴重です。マリンという場所がら観客は年配の方が多く、落ち着いた雰囲気でしたが観客一同笑いを共にする「映画館」の雰囲気も久々に楽しめました。

映画って良いですね~!

2008年10月3日金曜日

nihongo ナイト

「こんばんわ~。はじめまして、私の名前は○○です。ヨロシクオネガイシマ〜ス!」

こんな調子で集まった私達。あれ?なにこの懐かしい感じは。

10人くらい来るかなーって言う今日のnihongoナイトをホストするのはKAZUMIセンセイ. 最近はSKYPEを駆使しての授業もしてしまうというハイテク先生です。

今回は生徒さん&日本人のお友達を集めた”居酒屋ナイトinジャパンタウン”。構成はスイス人、ドイツ人2名、アメリカ人、ロシア人、イギリス人、そして日本人3人。

どんどんうまって行く長テーブルはすっかりコンパ風。「お仕事は何をされているんですか?」「出身地はどこですか?」「日本へは行かれた事がありますか?」「日本食は好きですか?」

かつて日本語を教えていた時が蘇って来ました。

「お好み焼きは食べた事がありますか?お好み焼きにはお肉や魚介類などの具が入っています。」”GU?"と首をかしげる生徒さんに出来るかぎり日本語で説明を加えます。

「エビが入ったものをエビ玉、豚肉が入ったものをブタ玉・・。」となんだかものすごく熱が入っている私。

お好み焼きを語っているからというのもあるかもしれませんが(笑)日本の文化に惹かれて、日本語を学んで、日本の文化を理解しようとしてくれている人と話すのは面白いです。

日本や日本語に興味のあるお友達の多くは日本のアニメ、テクノロジー、清潔で、誠実で、食べ物が美味しくて安全な国日本は最高!と言います。

音楽、カポエイラ、ダンス、人の陽気さ、私がブラジルという国へ憧れがあるのと少し似ているかもしれません。

私のブラジルへの”想い”は音楽に始まり、カポエイラを通してさらにブラジル文化についての知識が増えました。ポルトガル語を勉強しに学校に通った事はありませんがブラジル映画を観まくったり音楽を聴いたり、料理を食べに行ったり。ブラジルにも行ってしまった!

集まったお友達の多くはハイテク企業で働くプログラマーで、皆iPhone持ってたりして私より全然ハイテク。日本語を初めたばかりの人もいてところどころ英語も交えての会話になりましたが違う国から来た彼らが日本語で会話してるのはなんだか微笑ましい光景でした。日本を離れて長い私よりも彼らの方が最近のタレントやJ−ポップ事情に詳しいかもしれませんね・・。

サンフランシスコは全米の中でも日本食スーパーも、お寿司やさんも多いし、紀伊国屋もあるし、たまに日本映画を上映する映画館もあるし、日本語の本が置いてある図書館もあって日本の物は大体手に入ります。近所のスーパーでお寿司が売ってるし、最近は酒ブームで専門店も増えている”日本びいきな街”という気がします。

とは言えども、やはりお味噌の味で「しみじみ」する感覚。「黄昏」「哀愁」「情緒」「ほのぼの」・・英訳しきれない独特の日本的感覚というのもあって説明に困ってしまう事もあります。”「侘び寂び」のコンセプト素敵だわ。タトゥーにしようかしら..”というお友達も居たりして。

ポルトガル語に「サウダージ(saudade)」という言葉があります。この言葉を日本では「懐かしさ」「郷愁」等と訳される様ですが、このポルトガル語を「お婆ちゃんが焼いてくれたクッキーみたいな感覚」「子供の頃に行った湖の様な・・」って表現していたアメリカ人の女の子がいてなるほどね〜。と思ってしまった。

感覚と言葉の関係。すごくおもしろいです。

という訳で弟一回目nihongoナイト。新鮮でした。

また次回へと続きます。

P.S. ぜ~んぜん関係ないけどブラジル音楽 SAUDADE 特集聞いてみて~♪



2008年10月1日水曜日

Tribute to Mestre Carlos Aceituno

去る土曜日の午後、メストレ・カルロスの2周忌がMission Cultural Centerで行われました。カルロス亡き後も活動を続けている Fogo na Ropa のドラムが鳴り響くMCCLAのロビーには、サンバの生徒、カポエイラの生徒、家族、友人、いろいろな人でごったがえしていました。

カルロスは毎日毎瞬間をcelebrateして生きる事の素晴らしさを私達に教えてくれました。そのカルロスのスピリットは今も私達ひとりひとりの中に生き続けています。

MCCLAを出て一同ミッション&24thBart Stationまで行進を続けます。


fogo@24th mission st. from supernova99 on Vimeo.

みんな相変わらず踊っております♪


fogo@mission 24th st from supernova99 on Vimeo.

GO FOGO GO FOGO GO!