2009年2月24日火曜日

Samovar Zen Valley

もともとアメリカンな感じのcozyなカフェがあった所に突如と現れた不思議な空間。看板もないそのお店の前を通り過ぎる度に気になって目で追っていたのですが先日お友達と一緒に立ち寄ってみました。

SF Zen Centerの斜め角のこのお店、実はSamovar3号店でした。サモバーは1号店のカストロ店がヒットしてYearba Buenaにも2号店が出来たお茶の専門店ですがこの不景気の渦中に3号店が出来てしまうとは!

もともとSF Zen Centerの建物だったところに作っただけにSamovar Zen Valley というネーミング。暖炉やビクトリアンの装飾は一部残したままモロッコ風なランプが飾ってあったり、レッドウッドの一枚板で作られた掘りごたつ(!)もあって日本風に改装していて面白い作りです。このほっと落ち着くお茶+和みの空間がすっかり気に入ってしまった私は週末中SFを訪れていたお友達とアジアン・ミュージアムの「BHUTAN」展を観に行った帰りに再び訪れてしまいました。こういうところでは Far Side Radio の音楽とか、かかってて欲しいなぁ~。KABUKIやYOGA スタジオの隣にこういう店あったら良いな〜。

カストロ店でお友達が働いていた時は良く行ったものですが働いていた彼もスペインに引っ越してしまい、しばらく足が遠のいていました。お茶といえどもなかなか高め(5-8ドル)なのでちょっと頑張って行く感じでしたがこのZen Valleyの空間はちょっとはまりそうな予感。

基本的にはお茶がメインですがアジアンフュージョンやマクロビ風な軽食もあります。お茶の種類も沢山あって、ホワイトティー、グリンティー、ブラックティー、ハーブティー、等々。茎茶、焙じ茶、玄米茶など日本おなじみのものから中国茶、モロッコティー、ロシアンティーやチャイまで色んな国のメニューがそろっていてそれぞれに手の込んだ解説が書かれています。洗練された解説はワインのティステングノートの様に色んな形容詞が並びます。ここのウェイターは厳選された人らしく、cuteなお兄さんぞろいでみんな親切です。アジアンな空間を楽しんでいるお客さんを見てるの楽しいです☆

お茶と言うとフェリービルディングにあるImperial Tea Room も老舗ですがチャイナタウンにあったオリジナルのお店は閉めてしまった様ですね。中国にいる様な独特の雰囲気が好きだったので残念です。同じお茶屋さんでもトラディショナル路線を行くImperial Tea Room とは少し違って Samovar の方はお茶だけでなく音楽や内装もアジアン・テイストでお洒落な統一感があります。

お茶のビジネスをしているお友達に聞く所、最近不景気でカフェに行く人が減ったらしくてお茶の売り上げは上がってるらしいです。

Samovarでまったりと過ごすのが最近最も贅沢な時間。

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