2008年11月1日土曜日

Afro-Brazilian Dance Workshop

雨の日の土曜日のサンフランシスコ、ぐずついたお天気もなんのその。バイーアからすごいダンスの先生が来るというのでお友達についてDance Mission まで行って来ました。

かなり遅れ気味でスタジオに入っていったら(30分遅れでも入れてくれるところがスゴイ!)準備体操中なのかフラメンコ風な腕の動き。しかも生演奏のミュージシャン達が奏でるのはどことなくインド風ミュージック。あれ?てっきりサンバのワークショップだと思ってたんだけど・・。

先生は何語ともつかない言葉でチャンティングをはじめ、所々「チャーッ」とか「パッパ・ハーッ」とか威勢のよい奇声を発しつつ手を裏返したり組んだり、まわしたり・・。迫力あるなぁ・・この先生。

雨の中、窓の外からはミッション&バーナルハイツの丘が見渡せて、その景色がインド風音楽とブレンドして素敵にサンフランシスコ的情緒溢れる光景になっていました。外が見えるダンス・スタジオは開放感があっていいな~♪ なーんて外を見てたらついつい動きがおごそかになってついて行きそびれたりして・・。

見渡すはダンサーの皆様。皆動きがしなやかです。見よう見まねでなんとかついて行こう、と気分を入れ替えて独特な動きをする先生にフォーカス。

ヨガとも気功の舞ともバレエともフラメンコともつかない独特の動きでウォームアップをした後にオリシャーダンスが始まりました。オリシャー・ダンスはブラジルの土着信仰、カンドンブレーの神様(オリシャー)に捧げる踊りです。私自身正式なクラスを受けたのは2回ほどでダンスを何度か見たことがあるくらいなので今回も本当見よう見真似。

今回はここまで激しくはなかったけど、どんな感じかというと、こんな感じ→


とくに上級者の先生たちときたら目つきが・・怖い!憑依されているの?っていうような眼差しなんですもの。

しかも先生ったらどんどんシークエンスを増やして行くし”終らないよーこのクラス”と思っていたらやはり、いつの間にか2時に終るはずが3じまでやる!ってことになっていました。先生は思いつくままにインプロで踊ってるし、どんどん奇声はあがるし、凄いなぁ。このクラス。飛ぶ、跳ねる、回る、踊る!で終るころにはあまりの熱気に窓ガラスが曇ってな~んにも見えない~。

スピリチュアルな踊りだけにヨガとかチャンティングに通じるものがあるのでしょうか。突き詰めて行くと全ての踊りはどこかでつながっていくのかなのぁ・・。

ポルトガル語訛りが可愛い Rosangela Silvestre 先生は本当にパワフルで踊るために産まれてきたようなチャーミングなお方でした。先生の独特のテクニック、勉強になりました。しばらくSFに居るみたいなのでまた行きたいな。

ところで Dance Mission、久しぶりに行きましたがカラフルで本当に素晴らしいダンス・スタジオです。コンゴリーズ、ハイシャン(Haitian)、アフロ・キューバン、ウェスト・アフリカン等などなーんでも揃ってるし、なんといっても音楽がライブミュージックなのが良い!

ズンズンドコドコ太鼓のリズムが聞こえてくるともう、それだけでワクワクしちゃいます。ダンス系の情報も色々と得られるしダンサーには心強いコミュニティーです。

クラスが終った後でお腹が空いた私達はそのままミッションにてサングリア片手にタパスを食べながらシャスタの話などしつつ土曜の午後を過ごしたのでした♪

Life is good.

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