2011年11月2日水曜日

Dia de los Muertos 2011



今年のDay of the dead は気合いが入っていましたよ〜!去年のパレードでみんなのコスチュームのすばらしさに刺激を受けたもので今年はハロウィンのコスチュームを選ぶときにすでに頭も心もday of the dead になっていました。

そんな訳でヘイトのコスチューム屋さんでビクトリアン調のお帽子を見つけた時には即買いしてしまいました。お店のちかくの道ばたでハロウィン用品を叩き売りしてるおばちゃんを発見し、5ドルで黒のコルセットも購入。これに黒いビクトリアン調のセーター&昔フラメンコの練習用に買った黒いロングスカートをはけば立派にメアリー・ポピンズ風ビクトリアン・レイディー、2011年に現れる〜♪ とうまい具合になりました。今年はこれでハロウィンも Day of the Dead もばっちり!

子供心を忘れない(?)大人達のあつまるサンフランシスコのハロウィンは盛大です。今年はこのヴィクトリアン・レイディールックでMUNIバスに乗ったり、Bart に乗ったりして非日常を命一杯楽しませていただきました。人を見るのも見られるのもファッションの醍醐味ですがここまで極端にご自由にどうぞ〜という感じだと色んな個性が爆発しておもしろい!だれかがハロウィンはアメリカで一番最高のホリデイだよ♪といってたのがわかる気がします。

パーティーモードのハロウィンが終わったところでしっとりと行われるDay of the deadがわたしはサンフランシスコの年間行事の中でもカーニバルに次いで大好きです。Day of the dead の行進は中南米から来た慣習で、祖先をはじめこの世を去った愛しい人々を記念するために行われます。年に一度魂が返ってくる時なので日本でいうとお盆のような感じでしょうか。

ミッション界隈で行われる毎年恒例のこのイベントを簡単に説明すると、それは顔を骸骨の様にペイントしたり、派手な衣装を着て楽器やロウソクを持ってミッション界隈を行進するだけなのでカーニバルの様に出店がでたりパフォーマンスがあったりという派手なお祭りではありません。気温が下がり冬の夜長がはじまるちょうどこの頃に行われる行事は少しspookyな感じもして、しっとりとした情緒にあふれています。メイクは派手ですが衣装もどちらかというと地味なトーン。パレードが終わった後で皆が集まる Garfield Parkに向かう途中にBalmyという通りを歩いているとすてきな壁画が沢山描かれていて感動しました。ビデオに写っているのがBalmy street です。両脇の壁をお見逃し無く〜。

最終地点のGarfield Parkには沢山の人が集まり祖先に宛てたカードや写真を飾っていました。その中にはもれなくフリーダ・カーロやSteve Jobsの祭壇も祀ってあったのでした。

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