2009年1月4日日曜日

NY雑記:Jivamukti Yoga Center

ユニオンスクエアでスニーカーを買い、カポエイラのクラスに向かって歩いていたら目の前にJivamukti Yoga Centerの看板が飛び込んで来ました。この名前どこかで聞いた覚えがある。カポエイラのクラスには既に一時間も遅れていて、どうにも間に合いそうに無かったので入ってみることにしました。

2階のフロントで優しく迎えてくれたのはきらきらオーラの美しい女性、Purnimaさんと言うハワイ出身のヨガの先生でした。ユニオンスクエアとブロードウェイという忙しいロケーションにあるのに、ここは一体ニューヨークなのでしょうか?という位安らぐ、癒しの空間でした。PurnimaさんのALOHAにすっかり気もゆるみ、ヨガ着も持って来たことだしせっかくだからクラスを取って行くことにしました。

スタジオでは朝からJivamukti創始者のSharon GannonさんとDavid Lifeさんのワークショップが開催されているらしく、聞き耳を立てていたらLaughter(笑い)の重要性を話していて、みんなの笑う賑やかな声がこぼれて来ていました。笑うところに福来るって本当ですね。

そんな訳でJivamuktiスタイル、はじめてでしたが基本はVinyassa。アクティブなヨガでした。クラスのはじめに色々なマントラが書かれた本が配られ、その中からわりと長めのGURUマントラを先生に習ってチャンティングをしました。簡単に言うと、I bow in to my inner Guru. という意味あいのチャントなんだそうです。

2時間ほどのクラスでしたが合間にどうしてヨガをするのかなどのお話も交えながら常に呼吸に意識するように指導されました。BGMの音楽はビートルスや、トランス。音楽があると良いですね♪ 先生はまたもや男性で、LAでもNYでも今回の旅ヨガの先生は全員が男性でした。

そのままクラスを出て良い匂いにつられ、スタジオに隣接したJivamuk Tea カフェになだれこみSeitanサンドウィッチとライスミルクラッテを頼みました。朝から何も食べていなかったし、ここのカフェがあまりにも素敵だったのです。


全ヴィーガンメニュー。やっぱりYOGIはヘルシーです。


都会のオアシスとも言える快適空間。

ここの食器やフォークやナプキンなどは全て使い捨てではありません。トイレにも手を拭く紙は用意されておらず、”木は使い捨てられるために育っていませんと”書かれたシールが貼ってあり、代わりに日本式にハンカチを持つ事がすすめられていました。

確かに何でもすぐ使い捨てしてしまう文化自体を変えていかなくてはならないですね。アメリカ人は何でもすぐ捨ててしまう。ガールフレンドだってすぐ使い捨てにしてしまう。とNYに着くなりバングラディッシュ人のタクシードライバーが嘆いていましたが、人であれ物であれやっぱり大事にされたいですよね。なるべく使い捨てをしない・・。今年の目標に付け加えようと思います。

Jivamuktiとはliberated while livingと言う意味らしく、自らの体に居ながらにして束縛される事のない自由な存在という意味だそうです。ヨガはUnion. 全てに繋がること。Oneness. Wholeness. ヨガショップではnon-violenceや社会問題に関する文献からヨガの歴史や精神世界の本まであらゆる本がそろっていました。また音(ヴァイブレーション)を通してエネルギーバランスを整えるNADA YOGAが重視されているので、チャンティングが取り入れられているそうです。音楽だけのクラスもありました。そういえばJivamukti センターの事を教えてくれたのはムクンド氏だった・・。

年末年始の旅行中沢山の人と会ったり、絶え間なく動き回り刺激を受けている状態でしたがそんな中ほっと一息。ヨガって本当素晴らしい♪ 何となーく導かれて行ったらこんなに素敵な場所に巡り合ってしまうのですから感覚に素直に生きるって大事です☆

翌日今回の旅で再会した旧友達を連れてまたJivamuk Teaでお茶をしたのでした。

ちなみにその時お友達が食べたRAW BEETS SOUPとテンペが無くて代わりにセイタンを入れてもらったBLTサンドウィッチ。


何が入ってるのかしら・・と訝し気な顔でスープを飲むお友達の表情を見るのもおもしろかった。

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