2010年10月22日金曜日

SF Gourmet Chocolate Walks

雨模様のサンフランシスコの昼下がりにSFグルメ・チョコレート・ツアーに行ってきました。たまたま幸運にもこのようなラグジュアリ〜な機会に恵まれましたので以下ちょっと長いですが体験レポートです♥ SFで美味しいチョコレートをお探しの皆様、ご参考まで〜。

From FoodPics



まずは待ち合わせ場所でチョコレートができるまでの過程の説明からツアーのはじまり♪ はまじまり♪ ツアーガイドをしてくれるのは SF native のフレンドリーな女の子でカカオの豆を見せてくれたりチョコレートにまつわるまめ知識をいろいろ教えてくれました。まさしく社会見学のノリ。ちなみに世界で一番高いtruffleは一粒250ドルもするんですって!

はじめに訪れたのはサンフランシスコの食の宝庫!とも言われるフェリー・ビルディングの中にあるふたつのチョコレート屋さん。

ひとつめは地元で有名なチョコレート・メ−カーScharfenberger Chocolateでまずはダークチョコレートのテイスティングをはじめました。マダガスカル産のカカオを使ったチョコレートとベトナム産のカカオをつかったチョコレートのTasiting。シトラスのヒントとカルダモンのアフターテイストと・・なーんて。味はそれぞれに違ってどちらも美味しいのですがワイン・ノートとおなじくこまかな味を言葉にするのはなかなか難しいのです。テイスティングをする時は次々に言葉にしていくと良いそうです。例えばフルーティーな味がするならばそれがどんな果実の味なのかどんどんつっこんで聞いて行くと良いそうです。たしかに自分の好みの味がわかる様になるとちょっと嬉しい気がしますが〜。

Scharfenbergerがチョコレートを作り始めたのは1997年。当時大手のチョコレート会社ばかりだった市場にはじめてArtisan チョコレートを誕生させたそうです。ちなみにオーガニックチョコレートのDagoba, Scharfenbergerとジョセフ・シュミットの3つのchocolate会社は2005年に大手のチョコレート会社ハーシーズに買収され、Artisanラインとして新たな道を歩んでいるようです。

さてふたつめはRecchiuti Confectionsというコンフェクショナリーで、ここはチョコレートメーカーが作るチョコレートをいったん溶かしてから独自のチョコレートを作り出すそうです。生地を作る人がいて、服を作る人がいるような感じでしょうか。こういうところをグルメ用語ではチョコラティエーというそうです。なるほど。ハニーコーム・チョコレート、シーソルト・キャラメル・チョコレート、アーモンド・チョコレートの三つのtruffleが登場しましたがここらへんでもうすでにお持ち帰り用バッグをいただきました。普段あまり甘いものを食べなれてないもので早くもリタイア気味の私です・・。このお店はキャラメルが有名らしく Burnt caramel sauce なんかも売ってました。美味しそう♥

フェリービルディングはサンフランシスコ中の食文化の博覧会という感じでいつ来ても飽きません♪ 雨の日のフェリービルディングはなかなかロマンチックなのです。

ツアー3つめに立ち寄ったのはFog City Newsというサンフランシスコ一雑誌の種類が豊富なお店らしく、Vogue だけでも22種類!あるそうです。世界中の雑誌と世界中のチョコレートが楽しめる通好みなお店です。極上のチョコレートとイタリアン・ウォーグと・・かなりラグジュアリーな感じがします!

ここでテイスティングしたのは最近Foodiesの間でちょっとしたブームらしい、ベーコン・チョコレート。甘辛い微妙な味・・。ベーコン・ファンじゃないわたしには今ひとつ・・でしたが〜。雑誌を見るだけでも楽しい時間が過ごせると思いますがアボカド・ヨーグルト・チョコレートなどなど新たな味に挑戦してみたい好奇心旺盛な方におすすめのスポットです。

つぎなる場所はクローッカー・ギャレリアにあるBelgian Chocolateのお店 Leonidasでほっとひと息、ホットチョコレート♪ もうすでにチョコレート三昧ですっかりシュガー・ハイ♪ になっています。チョコレートにはどうやら人をハッピーにさせる魔法があるようです。

ふたつめのヨーロッパのチョコレート屋さんはスイスチョコレートで有名なTeusher。チャイナタウンゲートのすぐちかくにあるこのお店、じつはカポエイラのお友達が経営しているお店でした。スイスから空輸されてくるチョコレートたちはこのツアーの中でも最高級。この超高級なチョコレートをいつもみんなのために練習に持ってきてくれ、お店に顔を出す度に色んなチョコレートを袋につめてくれた優しいお友達。有名なシャンペーンtruffleをテイスティングしながらLAに引っ越してしまった彼に感謝しました。ゲイ&レズビアンの多いサンフランシスコの街にちなんでこんなにキュートなディスプレイも!

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ツアー最後に立ち寄ったのはSF Shopping centerにあるふたつのチョコレート屋さん。ひとつめはcocoa bellaというチョコレート屋さんでヨーロッパとアメリカのチョコレートを紹介するギャラリーのようなお店。伝統的な要素を大切にするヨーロッパのチョコレートと、新たな味を開拓していっているアメリカのチョコレートの両方を体験できるチョコレート屋さんです。

アメリカのチョコレートは甘すぎて・・なんて思っていた私ですがこうしたツアーに参加してみるといつもと違った世界が広がった感じがします。とくに最近はカカオの入手ルートから製造法まで細部にわたってこだわりのチョコを作るチョコ職人が増えてきているらしく、食文化は深い!と改めて感じます。最近カリフォルニアではワインに引き続きチョコレート・テイスティングというのがグルメの中ではやっている様ですよ!

ふたつめに立ち寄ったCharles Chocolateではオーナーのチャールズさん自らにいろいろとチョコレートのお話を聞かせていただきました。丁寧にひとつひとつ手作りで丹念に創られるチョコレートたちの美しいこと!一つ目にいただいたラズベリー味のハート型チョコレートはブロンズで、食べるのがもったいないくらいきれいでした。二つ目のジャスミンティーtruffle には”茉”の漢字が・・。和菓子のような美しさをもったチョコレートたち、日本でも喜ばれそうです。ちなみに今年中オンラインで買うときは"CCFALL"と入れると10%オフになるそうです。

From FoodPics

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来年一月にはSF shopping center の4階にガラス張りのオープンキッチンを作る計画がすすんでいるらしく、外からチョコレートが作られる様子が見れる様になるらしいです。また戻って来なくちゃ。

美味しいものをいただいているとそれだけで幸せいっぱいになってしまう私ですが今回のチョコレートツアーは食べて楽しむだけじゃなく、さらに奥深いチョコレートの世界をいろいろと紹介してもらえました。ちなみに美味しくトリュフをいただく秘密は冷蔵庫に入れずに一ヶ月以内に食べることらしいです。

サンフランシスコのグルメツアーを体験してみたい方はぜひぜひGourmet Walksまでお申し込みくださいませ。ワインと食のペアリング・ツアーなどもあるらしいです。

毎日サンフランシスコを歩きながらのグルメ・ツアーなら私もガイドやってみたいかも〜。英語の苦手なかたはもれなく私まで〜!

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