2011年4月7日木曜日

los munequitos de matanza



キューバの国宝級のバンドLos Munequitos de Matanza が19年ぶりにアメリカにやって来ました!ベイエリア中のサルセーロ(サルサ熱狂家)やサンテーロ(キューバの土着信仰・サンテリアの信仰家)たちが集まり、私達の様な南米音楽愛好家、パーカッショニストなどなどいろんな観客を含めて完売したショーでした。

キューバの音楽というとこれ!って感じでしたが知る人ぞ知る感じのバンドなのかと思いきやこの大盛況ぶりを見るとやはりキューバを代表するバンドなんですね〜!!初日のショーはミッション・ハイスクールというこれまたローカルな高校のオーディトリアムでのショーでしたが、ラテン文化を代表するミッションでショーをするというのもやはりlos munequito的というか、庶民の音楽という立場を保ち続けていて素敵☆ 

数々のオリシャーに捧げる音楽とダンスが披露されて、先日行ったブラジルのカンドンブレーの音楽と踊りを披露してくれたbale folclorico da bahiaと確実につながるところはありましたが、bale.. の方はバレエダンスカンパニーだけにエンターテイメント性で言うとすごく洗練されていました。キューバのバンドの方はやっぱり泥くさいというか、もっとソウルフルな感じがしてより土着感がありました。場所がらよりコミュニティーに根ざした雰囲気の中でのコンサートという意味でもより”人”を中心にしてるというか・・。会場ではボランティアの人たちがトルティア・チップスやサルサ、ププサやタマレなどを販売していてより和みの会となっていました。これぞキューバン・スタイル? オリシャーに捧げるダンスも音楽も鳥肌ものでナイフを使った踊りも、スリル満天でした。迫力がすごいんだな。全く異空間に連れられて行ったショーでした。

いや〜本当格好よかった。生きてて良かった!こういう時だからこそ特にこういうソウルを揺さぶってくれる音楽が必要なんですよね〜〜!!!!今こそエネルギーアップする事はすすんでするべき!なんて思いました。踊りましょう、みなさん♪ 心が踊る方向へ!

しかも大興奮で帰る前に初日のショーが大好評で売り切れてしまったので急遽翌日にまた他のミッションの学校のスペースを使って追加のショーをやってくれるとの事・・。

勿論この私の事なので行きましたとも!翌日のショーはより近くカジュアルで良かったです。席も決まっていなかったので目の前でかじりつきで観させて頂きました。キューバン・エンパナーダや、ケサディーヤなどただで出してくれていて”FREE"に慣れていないアメリに住む私たちにはこのキューバンスタイル、とても新鮮でした。最後はもちろん、みんながダンスフロアに踊り出てエネルギー絶好調。

Life is SO VERY good!

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